ちょっとまえに「ひとりの太字」という配信用の芝居をつくったので、その作り方を解説していくよ、ということなんですが。
とは言っても、急いでいる人もいるでしょう。
何せこの世は慌ただしい。生き馬の目をも抜くアレですよ。
コロナだからみんな停滞してるっしょ~と思いきや、なんかよくわかんないうちに停滞していたはずの世界がよくわかんないうちに動き出してるし、家の中にはいたけどみんななんだかんだ前に進んだりしていて超焦る。よくわかんない。
だからはやく知りたい。要点だけ、簡潔に。
そんな方のために、こちらでは使用した機材とソフト、工程だけを羅列します。
制作は、以下の段階を経て完成しました。
〇工程表(?)〇
稽古の前準備
・台本録音
・録音音声をもとに役ごとの単独録音
↓
稽古(教員)
・録音音声に合わせて稽古→芝居に合わせて録音音声を修正
↓
稽古(学生)
・同上
↓
……以下、教員と学生の稽古が交互に続く。5か月ぐらい。
↓
収録(教員)
・音声と映像を別々の機材で同時収録、あとで重ねる
・撮影時に色調とフレームレートをいじって撮影
↓
収録(学生)
↓
編集
・映像を半々にして合成
・音のノイズカットなど
・色調いじる
・OP、EDなど諸々つくる
↓
完成、アップロード
〇使用した機材とソフト〇
機材
iPhone8 (本番映像撮影/稽古音声の録音(前半のみ))
ノートPC (稽古時の音声修正/本番時の音声再生=”波”の視認用/映像編集)
※ちなみに学生役の時に眺めているPCは電源はいってません。撮影時は別のノートPCを画面反対側に置いてます。
Bluetoothイヤホン (本番時、稽古時の音声再生)
ICレコーダー (稽古時、本番時音声収録)
三脚 (撮影時使用)
ソフト・アプリ
Wavepad (音声編集録音ソフト スマホ・PC両方で使用。音声再生とリアルタイム編集)
Adobe PremierePro (映像編集ソフト)
FiLMiC Pro (iphone用アプリ、撮影に使用、フレームレート・色調などを手軽にいじれて便利)
nano loop (スマホで簡単な打ち込み音楽が感覚的につくれるアプリ。冒頭BGM作成に使用)
AudioStock (アプリではないですが、作中の楽曲はここから選びました、サブスクが便利)
以上です。
勘が良い人ならばこれを読んだだけでもうひとりで二人芝居を作れてしまうことでしょう。
是非作ってみてください。いや、別に作らなくてもいいんですけど。
もう少し気長に読んでみてもいいかな、という方は次からの記録にお付き合いください。